1977年、栃木県塩谷郡塩谷町に開場したゴルフ場が栃の木カントリークラブです。
各ホールに花や木の名前がつけられている、一風変わった特徴を持っています。
また敷地内は花や木々が多く、四季によってさまざまな姿を見せてくれる、景観の面で優れたゴルフ場です。
鈴木源次郎氏が設計を担当しました。
18ホールの距離はバックティーからの場合でも6392ヤードとかなり短めです。
そのため、飛距離よりも正確性が問われ、あまり力のない女性やジュニアゴルファーでも十分に楽しめるコースです。
またゴルフ場もカジュアル路線を打ち出しており、スコアを競うストイックなプレーよりは、楽しむためのプレーに向いています。
しかし、決して易しいだけのコースではありません。
丘陵地帯に作られているので、打ち上げや打ち下ろしがあります。
障害物が豊富であり、特にバンカーは多めです。
またバンカーは面積が大きめの物が多いので、避けるのは難しくなっています。
7番ホールから9番ホールにかけては、グリーン周りを中心にバンカーが多数存在しており、危険と言えるでしょう。
池も多くあり、ティーショットでの池越え、グリーン付近にある池と多彩な姿を見せてくれます。
そしてこのコースで最も力を入れていることをうかがえるのがグリーンです。
アメリカにあるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブと同じ洋芝を使っていると謳っています。
ゴルフ場とホテルが隣接しているので、そちらに泊まってゴルフを楽しむというプランも用意されていてお得です。