ワールドウッズは、アメリカのフロリダ州にあるゴルフクラブなのですが、ここのオーナーは、何と日本人の方なのです。
すでに日本の各地にはいくつかのゴルフクラブを所有しているのですが、アメリカでも欲しいということで、アメリカの各地を回った末にフロリダに土地を購入してゴルフクラブを造りました。
しかもすでにあるゴルフクラブを買い取るということではなくて、全く手つかずの土地に一からゴルフコース専用に設計をしながら造ったものなのです。
さらに驚くべきことにこのコースの設計者は、その独特な設計スタイルで世界的にも有名なトム・ファッジオ氏です。
このゴルフクラブには、おおまかにはPine BarrensとRolling Oaksという2つのコースがあり、それぞれ18ホールで構成されています。
日本人オーナーがフロリダ州に土地を購入してトム・ファッジオ氏にコースの設計を依頼する際に、「土地はたっぷりとありますので、自由に設計なさってください。」と言って依頼をされたという逸話があるのですが、そのくらいにオーナー自身もトム・ファッジオ氏のこれまで数多くあるコース設計の実績に魅了されていたということをうかがい知ることができます。
トム・ファッジオ氏が設計を手掛けたワールドウッズが一般のゴルフコースとどのように違うのかということも気になるのですが、例えばPine Barrensには、バンカーが一つもないのです。
バンカーの代わりにウエストエリアが数多くあります。
その他にも独特な設計が随所に見られるのですが、プロが一押しするコースとなっています。