片山晋呉選手は茨城県出身、1973年生まれのプロゴルファーです。
ゴルフ場を経営していたという家庭環境にあり、なんと5歳でラウンドデビューを果たしました。
水城高等学校卒業後日本大学に進学し、アマチュアとして活躍します。
日本オープンゴルフ選手権競技でベストアマチュアを獲得するといった経歴の後、1995年にプロテストに合格しました。
しかし、初期はレギュラーツアーでは頭角を表してはいません。
グローイングツアーという名前の下部組織では活躍したものの、レギュラーツアーでは予選落ちという日々が続きます。
しかし、同じくプロであり、ティーチングの第一人者であった江連忠選手の教えを受けてから快進撃が始まりました。
1998年のサンコー・グランドサマートーナメントでレギュラーツアー初優勝を飾ります。
2000年には日本のメジャー大会を含め5勝を上げ、賞金王に輝きました。
その後も2004年、2005年、2006年、2008年に賞金王になり、派手なパフォーマンスもあってかゴルフ界を代表する存在となっていきます。
2008年には25勝を達成し永久シード権を獲得しました。
海外にも参戦していますが、勝利はありません。
2001年の全米プロゴルフ選手権で4位入賞したのが最高順位です。
一方で2008年以降はやや調子を落としており、勝ちきれなくなりました。
マスターズ・トーナメントに積極的に参加し、2009年には4位入賞を果たしています。
2013年にはコカ・コーラ東海クラシックで久しぶりの勝利を上げました。