高原ゴルフ倶楽部は愛媛県上浮穴郡久万高原町で1974年より営業を行っているゴルフ場です。
ゴルフ場の経営を手がけていたスポーツ振興グループが所有しており、元々は愛媛ハイランドゴルフ倶楽部という名前でした。
2002年にスポーツ振興は破綻し、会社更生法の適用を申請するという事態になり、2003年にスポーツ振興グループから独立しています。
スポンサーの支援の下で再建することが決定され、この時に高原ゴルフ倶楽部と名前を改められました。
高原ゴルフ倶楽部の18ホールは藤井義将氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6493ヤードとやや短めです。
なだらかな丘陵地帯に展開されているので高低差は少ないものの、フェアウェイにアンジュレーションと呼ばれている傾斜が残っており、どれだけボールをコントロールできるかがスコアメイクの上で重要となっています。
アウトコースはインコースと比べて300ヤード以上長く、グリーン手前で角度が変わることの多いテクニカルな構成です。
左に90度近く曲がる5番ミドル、ティーグラウンドからフェアウェイまで距離がある14番ミドルホールは打数がかさむことも珍しくありません。
池はコース内にあまり配置されておらずプレーに絡むことはあまりありませんが、バンカーはグリーン周りだけでなくフェアウェイにも多く配置されており、1番ロング、2番ショート、13番ミドル、16番ミドルホールはバンカーに捕まる可能性が高いので、つまずきやすいポイントです。