1985年、静岡県掛川市に開場したゴルフ場が静岡よみうりカントリークラブです。
株式会社よみうりランドが所有しているゴルフ場の一つであり、経営会社が同じである東京よみうりカントリークラブ、よみうりゴルフ倶楽部、千葉よみうりカントリークラブは姉妹コースとなっています。
阿部恒雄氏が18ホールの設計を担当しており、バックティーからの距離は6706ヤードと、平均をやや上回る数字です。
極端に長いホール、短いホールが無く、バランスの良い構成が特徴であり、遠くに飛ばす技術とコントロール技術をバランス良く持っていることが、好スコアを出す為の前提条件となっています。
丘陵地帯に位置していますが、打ち上げや打ち下ろしはそれほど多くはありません。
傾斜があるので、フェアウェイは広めですがキープするのは困難となっています。
ホールの途中で角度を大きく変えるドッグレッグが多く採用されており、グリーンの手前で90度近く右に曲がる17番ホールは、特にティーショットを落とす位置が重要です。
障害物は多めに配置されており、フェアウェイから終始登場するバンカーをどれだけ避けられるかが攻略の鍵となるでしょう。
1番ロング、4番ミドル、7番ミドルは特にバンカーが多い難所となっています。
池はアウトコースでは少なく、9番ホールのティーグラウンド前にある一箇所だけですが、インコースでは大きめの池が計四箇所に配置されており、池越えの14番ミドルホールはプレッシャーがかかりやすい構成です。