1989年、群馬県富岡市に開場した富士カントリー富岡倶楽部は、二度名前が変わっています。
最初は富士カントリー株式会社のグループ企業、株式会社富士カントリートミオカクラブが運営していたのですが、2004年には経営がユニマットホールディングのグループ企業に移され、名前が富岡バーディクラブと変わりました。
しかし、この名前が使われた期間はわずか二年です。
2006年には富岡バーディクラブから富岡倶楽部に名前が再び変わりました。
その後は富岡倶楽部という名称を使い続けています。
ラリー・ネルソン氏と富澤廣親氏による共同設計で作られた18ホールは、丘陵地帯に作られており、なだらかな地形を最大限に利用しているのが特徴です。
アップダウンはありますが、高低差が激しいわけではないので、ティーショットでつまずくことは少ないでしょう。
フェアウェイ、グリーンともにうねりと傾斜がありますので、ボールが予想以上に曲がるという現象にプレーヤーは悩まされることとなります。
名物ホールは9番であり、ミドルホールでありながらグリーン回りを取り囲むように池が配置されている、いわゆる浮島ホールです。
右に見える池もプレッシャーとなります。
景観の面では、遠くに望むことが可能な上毛三山が見所です。
敷地内にはコテージがあり、泊まりがけでゴルフを打つことが可能となっています。
連日のプレーが可能なプランもあり、とにかく多くの時間をゴルフに割きたいという方には打ってつけです。