ロレーナ・オチョア選手は、メキシコ・グアダラハラ出身の女子プロゴルファーで、2010年に現役を惜しまれつつ引退をしています。
28歳で現役を引退するまでの成績は、全米女子ゴルフツアーで通算27勝、そのうちメジャー大会2勝・世界ランキング1位・賞金ランキング1位という輝かしい記録を達成しました。
現役引退後もファンの間からは現役復帰を期待するラブコールが大きく、2012年には欧州女子ツアーのラコステ・レディース・オープン・デ・フランスに参加をしています。
参加理由については、それまで現役復帰を断っていたものの大会を主催するラコステ社とオチョア選手との間で長年に渡るウエア契約を結んでいる縁によるものでした。
試合結果については、4日間の通算が1アンダー・22位タイという成績でしたが、「楽しむことができてハッピーです」と試合後のインタビューで語っています。
そんなオチョア選手がゴルフを始めたのは、わずか5歳の時からで世界ジュニア大会では5回優勝をしています。
アリゾナ大学に在学中は、12にも及ぶアマチュア・タイトルや2年連続のNCAA最優秀選手を獲得しました。
その後、2001年から2002年にかけては、NCAA主催の大会で8連勝という最多記録を樹立しています。
2003年のプロ入り後も、2004年には全米女子ツアー初優勝を飾り、続くワコビアLPGA選手権でも優勝をして年間2勝という成績を残しています。
2006年からは、世界ランキング制度が導入されるとオチョア選手は7位からのスタートとなりましたが、2007年にはアニカ・ソレンスタム選手を抜いて、見事世界ランキング1位にも輝いていたのです。