茨木が生んだスポーツ才女こと宮田聖子プロですが、1969年生まれの彼女は、水泳とバスケットボールをこよなく愛する生粋のスポーツプレイヤーです。
学生時代は言うまでもなくスポーツ一本の青春時代を歩んできました。
しかしそれだけでは飽き足らず、大学でもスポーツの専門教育をと、日本体育大学に入学します。
大学で運動学のいろはを学び、実技だけでなく、座学からも徹底的に勉強を収めた文武両道の方なのです。
そんな彼女は高校生のころから熱中していたものが、ほかでもないゴルフなのです。
ゴルフ技術向上のため松井利樹、伊藤全プロの下で訓えを仰ぎ、メキメキとその実力を伸ばしてきました。
勿論体育大学で身につけた運動学が役に立ったことは言うまでもありません。
そんな彼女も努力の末1999年にプロ入り試験に合格し、晴れて女子プロゴルファーとしての人生を歩み始めました。
ドライバー、サンドウェッジを武器に奏でるショットには定評があり、2004年には多くのトーナメント大会に出場し、SANKYOレディースカップ では16位タイ、東芝 電子デバイスカップでは26位タイの成績を収めました。
しかし現役のプロでありながらコーチとして活躍する彼女は、日本ではなくタイで多くのレッスン生を受け持っています。
何とも面白い経歴の宮田聖子プロですが、タイの日本人在住者の間では、長所を伸ばしながら短所を徹底的に治すという彼女のレッスンモットーが大変支持され、人気を博しています。