今後のトーナメント運営に情熱を捧げる宮田佳美プロ

プロゴルファー
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松山出身の宮田佳美プロは、グレイスミヤタ所属の女子プロゴルファーです。
1956年生まれの彼女は、ソフトボールを愛したスポーツ少女として、その学生時代を過ごしていきます。
当初はゴルフクラブなど握ったこともありませんでしたが、19歳の時に就職した池田カントリー倶楽部で、初めてゴルフの魅力にとりつかれてしまいます。

ソフトボールで鍛えた基礎体力と筋肉は、ゴルフをする上でも役に立ったことは言うまでもありません。
岡本昭重プロの下でコツコツと確かなゴルフ技術を磨き、毎日をゴルフクラブとともに過ごすようになります。

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1年に2回開催されるプロゴルフ試験に7回目、たった3年で合格するほど、彼女の運動神経は抜群のものでした。
1980年のプロ入り後は多くのトーナメント大会に出場し、1981年のミズノプロ新人トーナメント大会では見事に優勝します。

その後もフジサンケイレディスクラシックで8位、いすゞレディースカップトーナメントで10位などの好成績を残してきました。

1996年に穴吹レディースRNCカップ、コカコーラカップに出場し、それぞれ76位、81位タイの成績を残し、40歳の時に引退を決断したのです。

生涯獲得賞金は13,986,790円となり、374位を記録しました。
現役を引退以降は、自身が取締役を務めるグレイスミヤタを設立し、新しい形でのトーナメント運営や、ゴルフの普及活動に精を出しています。

企業中心に回るトーナメント運営ではなく、誰でも気軽に参加できるトーナメント作りに、その情熱を捧げているのです。

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