病魔に冒された父のために、悲願のプロ入りを果たした菰田依未

プロゴルファー
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菰田依未は千葉県出身の日本の女子プロゴルファーです。
1984年生まれで身長は162センチメートル、血液型はA型です。
宮城県の東北福祉大学を卒業していて、宮里藍の先輩に当たります。
宮里藍は高校時代にプロに転向しましたが、彼女はアマチュアの大会に出場をして進学しています。

彼女は宮里藍と同じように親子でプロを目指していたのですが、その試験のときには父親はガンで闘病を余儀なくされていた状況でした。
二人三脚で進んできた彼女にとっては非常につらい事態ですが、父親にプロになったことを伝えたいと思ってテストに挑みます。

初日はスコアを崩してしまって合格圏内から遠ざかってしまいますが、最終日に上手くすれば合格できるというところまでもっていって、なんとかテストに合格をしました。

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しかし、その後父親の様態を聞くと、亡くなってしまっていることが分かります。
父親は彼女のメンタルを乱さないために、連絡をしないようにしていました。

そして2009年、彼女は日本女子プロゴルフ協会に入ってプロとして活動を始めます。

今のところ公式のツアーに出たことはなく、生涯成績としては残されてはいませんが、ステップアップツアーからツアーへの出場権を得ようとしています。
2013年度はニンジニアRKBレディスに出場して106位と、賞金を獲得することはできませんでした。

しかし、新聞などで報道された彼女のプロに入った経緯を知っている人にとっては、ぜひがんばっていただきたい選手となっています。

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