「フォアキャディー」という言葉をご存知ですか。
プレーについて回ってくれるキャディーさんとはどのような違いがあるのでしょうか。
通常のキャディーさんは、一緒にツアーに回ってくれて、コースについてのアドバイスをくれたり、クラブを差し出してくれたりするアシスタントのような存在です。
それに対してフォアキャディーは、コース内の各所に常駐し、球がどこに行ったかをチェックしておいてくれる存在です。
ショットを打って、球をしっかり見ているつもりでも、空が曇っていたりすると見失ってしまうことはよくありますよね。
そんなときにフォアキャディーの方が球をチェックしておいてくれれば、スムーズに球を見つけられるというわけです。
その他フォアキャディーさんは、OBの確認もしてくれます。
そのほか、ボールが見当たらないときに「池に入ってしまった」などと報告してもらえれば、無駄に球を探す必要がありません。
この方自体に判定権限などがあるわけではないのですが、判断材料(人に対して材料という言い方は失礼ですが)として、球を見ていてくれる第三者がいると、判断もスムーズに行えるので助かります。
フォアキャディーさんは、ゴルフ場によっているところといないところとあります。
ちなみにフォアキャディーさんは局外者扱いになりますので、ボールが当たってしまってもペナルティにはなりません。
コースの邪魔にならないところに配置されているはずなので、そうそう当たってしまうことはないかと思いますが、危ないのでなるべく当たらないとよいですよね。