18歳の時からプロに転向しているというヤング・キムさんは、韓国出身の女子プロゴルファーです。
2001年までの間は、韓国国内のゴルフツアーに参加をしてプレーしていました。
アメリカの女子ゴルフツアーに本格的に参戦しています。
ヤングさんの努力が実ったのは、その年ニューヨーク州にあるコーニング・カントリー・クラブで開催された、LPGAコーニングクラシックにおいて、通算20アンダーで初優勝を果たしたことでしょう。
最終日を首位タイからスタートしたヤングさんですが、6バーディ・2ボギーでスコアを4つ伸ばすことに成功することで、同じく首位で並びスタートしたベス・ベーダーさんが伸び悩む中を、最終的に3打差をつける余裕の勝利でした。
メジャー大会ではなかったにせよ、米国に進出して以来ようやく念願がかなった初勝利ということで、彼女自身にとっては大きな前進であったと言えます。
ただし、広大なアメリカ大陸をツアー中移動したり、慣れない西洋環境への対応ということで苦労が多いために、その後活動の場を同じアジアでもある日本へ広げるのです。
幸いにも2009年の日本女子ゴルフ・クォリファイングトーナメントを無事突破をし、翌2010年から4年連続でシード権を獲得しています。
日本でのゴルフツアー成績については、ニチレイレディス、樋口久子森永製菓ウイダーレディス、2013年のヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップなど、いずれも2位という成績を収めています。
そしてその年、日医工女子オープンゴルフトーナメントでようやく初優勝を果たしました。