アメリカのペンシルベニア州出身であり、アメリカのPGAツアーで活躍している1970年生まれのプロゴルファーがジム・フューリク選手です。
1992年にプロ転向を果たすと、1995年にはラスベガス招待選手権を制し、PGAツアー初勝利を上げました。
1996年以降は安定した成績を残しており、1997年を除けば2002年までツアーで1勝を記録しています。
ジム・フューリク選手が世界的に知られるようになった切っ掛けは、2001年に行われたNECインビテーショナルであり、既にプロゴルファーとして地位を築いていたタイガー・ウッズ選手を相手にプレーオフを戦い抜きました。
結果的には敗れたものの、この時のプレーオフは7ホールに及んでおり、ジム・フューリク選手も高い評価を受けています。
プロ入りしてからおよそ10年後の2003年には全米オープンを制しており、メジャー大会で初優勝を記録しました。
また、この年にはビュイック・オープンでも勝利を収めており、年間2勝を達成した初のシーズンとなっています。
2004年は怪我の影響で未勝利で終わりましたが、2005年から2007年にかけては計4勝を記録する活躍を見せました。
ワコビア選手権、カナディアン・オープンで勝利を収めた2006年には、世界ランキングが自身最高の2位まで上昇しています。
2008年、2009年のシーズンはトーナメントで未勝利に終わっていますが、2010年にはトランジションズ選手権、ベライゾン・ヘリテージ、ザ・ツアーチャンピオンシップで3勝を記録し、復活しました。