アメリカ合衆国のニューヨーク州出身のクリス・ディマルコ選手は、1968年8月23日生まれのトッププロゴルファーです。
アメリカのツアーでの優勝は3回、ヨーロッパツアーでは優勝1回と、両ツアー共に優勝経験を持っている選手になります。
ディマルコ選手のクローハンドグリップの独特なパター打法はとても有名です。
1990年にプロに転向し、ナイキツアーの参戦を開始します。
そして、1994年からPGAに参戦するも、思うような成績が残せずに、再度ナイキツアーへの参戦を余儀なくされた苦い経験を持っています。
1998年からシード権を再度獲得しツアーに復帰し、2000年にSEIペンシルベニアクラシックで念願のアメリカツアー初優勝を果たすことができました。
そして、翌年2001年のマスターズトーナメントでは、2日間首位をキープする好プレーを見せてくれましたが、決勝ラウンドでスコアを崩し、惜しくも優勝には及びませんでした。
しかし、同年に開催されたビュイックチャレンジでデビッド・デュバル選手をプレーオフで制し、2勝目を飾ります。
3回目の勝利となる2002年のフェニックスオープン以来、全米ツアーの優勝からは遠ざかっていますが、その後、2006年にヨーロッパでのアブダビゴルフ選手権で1勝を挙げています。
クリス・ディマルコ選手は、優勝回数こそ少ないものの、過去には多くのメジャー大会でプレーオフに破れ、2位に終わる苦い経験を重ねてきました。
世界ランキング最高6位の実績を持っています。