蒲生ゴルフ倶楽部は滋賀県蒲生郡日野町で1977年より営業を行っているゴルフ場です。
1980年、1983年に日本女子プロゴルフ選手権大会が開催されており、他にも多くのプロトーナメントの舞台になりました。
滋賀県を代表するゴルフ場の一つであり、ビジターの方が利用する場合は会員の紹介か同伴が必要です。
宿泊施設としてホテル蒲生の郷が併設されており、宿泊プランも用意されているので、泊まりがけでゴルフを楽しむことも可能となっています。
移動手段は乗用カートであり、全組キャディ付きで回るので、セルフプレーを行うことは出来ません。
京都市、大津市の東、名古屋市、桑名市の西に位置しているので滋賀県だけでなく京都や三重、愛知方面からも容易にアクセスすることが出来ます。
蒲生ゴルフ倶楽部は9ホール構成の3コースを所有しており、いずれも富澤誠造氏が設計を担当しました。
コースの高低差は最大で20メートル程度と少ないものの、フェアウェイにはうねりがあります。
またフェアウェイの中央に立木が残されていることもあり、フェアウェイの幅は十分ですが、キープするのは困難です。
いずれのコースもバックティーからの距離が3400ヤードを超えているので、好スコアを狙うならば飛距離は欠かせません。
日本庭園を意識して設計されているので、雰囲気を作り出す為に池が多数配置されています。
全コースで池がプレーに絡むことが多く、池越えの形もあるのでプレッシャーがかかりやすい構成です。