1981年、岡山県赤磐市に開場したゴルフ場が、山陽ゴルフ倶楽部です。
国内メジャー大会の日本プロゴルフ選手権大会を始めとして、プロトーナメントの開催実績も豊富にあります。
開場時の名前は「山陽ゴルフ倶楽部 吉井コース」ですが、2004年のリニューアルの際に吉井コースの文字は外されました。
山陽ゴルフ倶楽部の18ホールはジャック・ニクラス氏が設計を担当しており、グリーンから最も遠い、チャンピオンティーからの距離は7221ヤードと国内を代表する長距離コースです。
丘陵地帯特有の傾斜が残っているので、フェアウェイをキープしていてもボールが曲がりやすくなっています。
フェアウェイはさほど広く作られておらず、ラフの割合が多いので、好スコアを狙うなら飛距離に加えて高いコントロール技術が必要です。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグは多いものの、ティーグラウンドからグリーンを確認出来なくなる程曲がることは殆どありません。
真っ直ぐ作られているものの距離が長い5番ミドル、600ヤードを越えており距離が特に長い11番ロングホールは難所です。
バンカーの数は平均的であり、バンカーはグリーンの周囲に多くありますが、6番ミドルホールではフェアウェイに沿うようにバンカーが配置されています。
池はインコースで多く見られ、池越えスタートの12番ショート、16番ショート、グリーンとフェアウェイの間を分断するように池が配置されている18番ロングホールはボールを池に落とす可能性が高めです。