1963年、長野県諏訪市に開場したゴルフ場が諏訪湖カントリークラブです。
長野県内で6番目に作られており、仮オープンの時点では9ホール体制でしたが、正式に開場する時には18ホールに増設が完了していました。
この諏訪湖カントリークラブの18ホールは間野貞吉氏、富澤誠造氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6597ヤードと、平均的な数字となっています。
丘陵地帯に展開されており、自然の高低差と傾斜を活かしているので距離感が狂いやすく、正確なショットが難しい作りです。
フェアウェイの幅は十分にあるものの、アウトコースではホールの途中で角度を変えるドッグレッグが複数あり、ティーショットの方向で困ることも珍しくありません。
また、インコースではドッグレッグはありませんが、フェアウェイがやや曲がりくねっているところがあり、フェアウェイの近くまで木々がせり出している箇所もあるので、二打目以降の難度は高めとなっています。
丘陵コースでは定番の谷越えはなく、自然の傾斜に加え、バンカーと池がこのコースを代表する障害物です。
さらにバンカーがグリーン周りを中心に配置されており、数は多くはないものの、10番ミドルホールのグリーン手前の密集しているバンカーは要注意です。
池はやや多く、面積も大きめなので最も注意する必要があり、8番ミドル、9番ロング、13番ショート、17番ロングホールは、池越えスタートとなっています。
特に17番ロングホールはグリーン手前にも池があるので、打ち込む可能性は高めです。