南仙台カントリークラブから名称変更した天明カントリークラブ

日本のゴルフ場
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天明カントリークラブは、宮城県伊具郡丸森町で1992年より営業を行っていたゴルフ場です。
正確には、1972年に南仙台カントリークラブという名前で開場したのですが、経営が安定せず、何度も経営会社が変わっています。
本橋栄一氏が18ホールの設計を担当しました。
丘陵地帯に作られたゴルフ場であり、高低差があります。

18ホールの距離は6747ヤードと平均的な数字です。
このコースは障害物を多く配置しているタイプであり、池やバンカーが多めでした。

5番ホール、8番ホール、12番ホールは特にバンカーが多く、面積も大きめです。
そして水の多さも特徴の一つでした。

終始池が登場し、4番ホールはフェアウェイやグリーンが水に取り囲まれている難所です。
池越えスタートもあり、全体的な難度は高めでした。

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フェアウェイもあまり広くないので、飛距離よりもコントロールが重要であったコースです。
この天明カントリークラブでプレーすることは既に出来なくなっています。

2009年にも経営会社が変わるという騒動が起こっており、経営状態はあまり良いとは言えませんでした。
しかし、それが直接的な閉鎖の原因ではありません。

2011年に東日本大震災が発生し、客が訪れなくなったことが直接の原因です。

元々福島の方に愛されていたゴルフ場ですが、彼らが震災と原発の影響で避難したことで客足が落ち、2012年の8月31日を以って閉鎖されることが決定されました。

ゴルフ場として営業を再開する予定はないと明言されています。
メガソーラー用地になるという噂があるものの、土地がどうなったのかは不明です。

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