全米シニアプロ選手権は、全米プロシニアゴルフ選手権とも呼ばれています。
アメリカチャンピオンズツアーのメジャー戦で、主催は全米プロゴルフ協会です。
プロシニアゴルファーが、世界一の栄冠をかけて戦います。
また、この大会は2007年に欧州シニアツアーの公式大会です。
現在開催コースは持ち回りで行われていますが、1937年に行われた第1回大会では、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われていました。
そしてこのトーナメントでは、出場資格は厳密に絞られています。
1. 過去のこの大会優勝者。
2. 過去の4大メジャー大会優勝者。
3. 過去のライダーカップ米国代表選手。
4. 前年のこの大会15位までの選手。
5. チャンピオンズツアーの前シーズンと今大会までの賞金ランキング上位50名。
6. 前回大会から今大会までのチャンピオンズツアー優勝者。
など、厳しい規定が設けられて、その条件を満たした人だけが参加できます。
そのため、ハイレベルな戦いが毎年繰り広げられることになります。
また、参加条件は一つだけ変則的で、50歳のときだけ使えるものがあります。
それが、過去の全米クラブプロ選手権優勝者、過去5年のPGAツアー、欧州ツアー、日本ツアーの優勝者という条件です。
そして、特典として、全米シニアプロ選手権優勝者には、世界4大メジャートーナメントの一つである「全米プロゴルフ選手権」の出場資格が与えられることになっています。
2013年には日本の井戸木鴻樹が、歴代優勝者に、日本人選手として初めて名前を連ねました。