1992年、宮城県名取市に開場したゴルフ場が「仙台カントリー倶楽部 名取コース」です。
前身は1962年、宮城県仙台市に開場した「仙台カントリークラブ 青葉山コース」であり、富澤誠造氏が設計を担当した歴史のあるゴルフ場でした。
しかし公有地に作られていた為、2004年に青葉山コースは閉鎖され、名取ゴルフ倶楽部に移転することとなりました。
「仙台カントリークラブ 名取コース」と名前が改められ、後に「仙台カントリー倶楽部 名取コース」と僅かながら再び名前が変わっています。
仙台空港から一番近い位置にあり、県外からのアクセスも容易なゴルフ場です。
丘陵地帯に作られた18ホールのバックティーからの距離は、6342ヤードと短めです。
フェアウェイは広めですが、ラフの割合も多く、木々により各ホールが完全に仕切られているわけではないので、OBも出やすくなっています。
しかしホールの途中で角度が変わるドッグレッグはなく、全体的に真っ直ぐ作られているので、打ちにくいコースではありません。
距離が短いのでプレーヤーのテクニックが重要となり、パワーがあまり無い方でも十分に好スコアが期待出来ます。
バンカー、池の数は少なめですが、5番ミドルホールはティーグラウンドの近くに池があり、巨大なバンカーがフェアウェイからグリーンまで伸びているので難度が高めです。
また、池越えスタートであり、グリーン周りにはバンカーが多い14番ショートホールも、スコアを大きく崩しやすいポイントとなっています。