那須城ゴルフ倶楽部は、栃木県那須烏山市に1993年より営業を行っていたゴルフ場です。
バブル期に作られていたゴルフ場ですが、経営状態はあまり良くなかったようで、2007年には運営会社が交代するというニュースが伝わることとなりました。
更に翌年の2008年には、経営会社が交代していたという事実が官報から明らかになり、クローズ寸前であったことが判明しています。
そして、2008年の10月1日には星の郷ゴルフ&ホテルとしてリニューアルすることとなりました。
ホテルという単語が名前に加わっているように、宿泊施設としてロッジを備えており、リゾートコースを目指していたことが窺えます。
コースは日本庭園を意識した作りになっていて、烏山佐藤謙太郎氏が18ホールの設計を担当しました。
18ホールの距離は6234ヤードであり、長いコースではありません。
しかし丘陵地帯にありながらも平坦に作られているので打ちやすいホールでした。
フェアウェイが広めであり、また木々が豊富で各ホールが仕切られているので、初心者の方でも安心して打てます。
バンカーは多めですが、ほとんどは小さめです。
しかし3番ホールのグリーン付近は巨大なバンカーがあり、捕まらないように気をつける必要がありました。
この星の郷ゴルフ&ホテルですが、2012年7月1日以降連絡がつかない状態です。
2013年の初めにはゴルフ場の土地や建物が競売にかけられましたが、その取引も中止となっている状態です。