珍しいアルバトロスの記録で有名な新井規矩雄選手

プロゴルファー
スポンサーリンク

新井規矩雄選手は1943年生まれのプロゴルファーです。
レギュラーツアーの他、シニアツアー等、通算で20勝の成績を残しています。
プロテストに受かったのが1967年、初優勝を果たしたのが1972年の東海クラシックです。
以降も安定した成績を残しました。

日本のプロゴルフ界では1973年から大きく制度が変化し、ランキング制度が取り入れられることとなります。
この制度により、賞金ランキングの上位にいる選手はシードとして大会に参加できる可能性が高くなりました。

新井規矩雄選手は1973年の新システムが導入されて以降、16年連続賞金ランキングによるシードを獲得して活躍しています。

優勝こそそれほど多くはないですが、常に安定した成績を残しており、シード枠にいた時期で最も悪い成績が21位であり、毎年堅実に賞金を稼いでいました。

スポンサーリンク

安定感がある一方で、その堅実さとは対照的な変わった記録を持っています。

それはアルバトロスの多さです。
1973年の日本オープン、1988年の三菱ギャラントーナメント、NST新潟オープンの計3回アルバトロスを記録しています。

日本の男子ツアーで通算3度のアルバトロス達成した選手は他にいません。
また1989年には2回アルバトロスを達成していますが、1年に2回アルバトロスを達成した人はやはり他にいないのです。

また1988年の三菱ギャラントーナメントでは、同じホールで中尾豊健選手がアルバトロスを達成しています。
同日同ホールでの複数選手のアルバトロス達成は世界的にも珍しい記録であり、新井規矩雄の名前は歴史に刻まれました。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

タイトルとURLをコピーしました