愛知に生まれ育った松本靖子プロは、1954年生まれ。
地元の金城学院短期大学で学び、19歳の時にゴルフを始めます。
まだまだ女子プロゴルフが、盛んでなかった頃に女子プロゴルファーを目指した彼女ですが、ゴルフの才能は素晴らしいものがあり、長くかかる人は10年以上かかるプロ試験をわずか23歳の時に、パスしてしまいます。1977年の時でした。
短期大学で学びながら文武両道で挑んだゴルフが彼女の人生を変えることになるのです。
プロ入り後はトーナメント大会に出場することで、実践力を高めていきます。
得意のロングアイアンで打ち出すショットは、見事なものと定評があり、ホールインワン経験も2回あります。
プロ入り直後の1978年には、 北陸クイーンズゴルフカップで4位タイ、トヨトミレディスで12位タイ、そして山陽クイーンズゴルフトーナメントでは14位タイの成績を収めました。
その後も戦歴を重ねていきながら実力を付け、1979年の美津濃ゴルフトーナメントでは5位タイ、1981年の富士レディスクラシックでは6位タイを記録。
1983年の紀文レディース、東鳩レディーストーナメントに出場以降は目立ったトーナメント戦での活躍は見られません。
しかしティーチングプロフェッショナルA級の資格を活かし、ミズノゴルフスクールのメガロス三鷹会場ではインストラクターとして、初心者からプロを目指すジュニア世代まで多くの生徒達を受け持っているのです。