熊本県が生んだ女子プロゴルファーと言えば、松村瞳プロでしょう。
1981年に生まれた彼女は、学生時代から野球とソフトボールに明け暮れたスポーツ少女として有名でした。
男性に引けをとらない高い身体能力は誰しもが目を見張るものがありました。
そんな彼女は12歳の時に初めて、ゴルフを覚え始めます。
彼女の青春はゴルフ一色へと変わっていき、高校生の頃には多くの競技会への出場も果たしたのです。
そんな彼女はベテラン女子プロゴルファーの清元登子プロに師事しながら、メキメキと頭角を表してきます。
九州東海大学に進学してからも、ゴルフ漬けの日々を送り、2002年の日本女子学生ゴルフ選手権競技ではベスト5位、2003年の日本女子学生ゴルフ選手権競技ではベスト12位という成績を残しています。
2005年には念願のプロ試験にも合格し、晴れて女子プロゴルファーとして活躍を始めます。
同年楽天レディースカップでは4位タイ、2006年のWe Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメントでは38位の成績を収めました。
2006年に初めての賞金を獲得して以降は、目立った競技会での活躍はなく、思うような結果が出ていないようです。
しかし現役選手としてだけではなく、一念発起し資格のA級を取得し、ティーチングプロとしての顔を持つ彼女は、多くのジュニアコースの生徒を抱える人気コーチとして、地元熊本県の熊本オレンジゴルフで活躍しています。