豊田友紀選手は、2002年に74期生として日本女子プロゴルフ協会に入会し、プロとしての活動をスタートさせることになりました。
1971年に兵庫県で生まれ、神戸市立兵庫商業高等学校を卒業しています。
19歳からゴルフをスタートして31歳にしてプロになったということで、少し遅めのデビューですが、ソフトボールをしていたということで足腰の安定感、スイングの豪快さが目立ち多くの人を驚かせる選手でした。
現在は、第一線を退き、レッスンを通じて多くの人にゴルフの魅力を伝える役割に尽力しています。
所属は読売ゴルフで、契約している企業はありません。
主な戦歴としては、2002年の穴吹工務店カップで71位タイ、2003年のヴァーナルカップで85位タイ、SANKYOレディースカップで92位タイ、徳島月の宮カップで38位タイ、LPGA新人戦加賀電子カップ(75期生)で14位タイ、2005年にはウッドワンレディースカップで39位タイ、ヴァーナルカップで66位タイ、日本女子プロ選手権コミカミノルタ杯、中京テレビ・ブリヂストンレディスでは予選落ちとなっています。
デビューした2002年から2004年にかけてはプロの壁が思った以上に厚く、トーナメント出場をかけた戦いにも敗れる日々が続きました。
デビューしてからいきなりあたった壁は相当険しく、本人の精神を蝕んでいったのです。
しかし、それを実力に変えたのが豊田友紀選手でした。
2005年には念願のトーナメント出場を果たすことができました。
しかし、賞金を取るところまではいかず2007年以降は大会にすら出場することはなくなりました。