1972年4月13日生まれの鈴木香織選手がゴルフを始めたのは19歳のときでした。
日本女子ゴルフ専門学校を卒業後、1998年9月1日 に70期生として日本女子プロゴルフ協会に登録しました。
初の大会となった穴吹工務店カップでは71位とあまり振るわず、その後出場したJLPGA新人戦加賀電子カップでは6位とまずまずのスタートでした。
その後は毎年徐々に力をつけていき、2001年には那須小川レディスプロゴルフトーナメントで初めて1桁順位の9位に入賞しています。
2003年は大きく飛躍した年になり、まずは4月のプロミスレディスで3位に入賞し、5月のニチレイカップワーでは1位のA.ソレンスタムとは大きく差を開けられたものの2位になりました。
そして迎えた7月の東洋水産レディス北海道では初日こそ9位からのスタートとなりましたが、2日目には5バーディー2ボギーの69で回り3位に着けると、首位だった表純子選手が調子を崩したこともあり、最終日に5打差をひっくり返す大逆転で優勝しました。
8月のNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでも3位に入るなど安定した活躍をみせた年でした。
2004年以降は、2004年と2006年の中京テレビ・ブリヂストンレディスでも3位に入賞しましたが、年々に優勝争いを演じる場面も減っていき、2011年9月のマンシングウェアレディース東海クラシックを最後にトーナメントからは姿を消しました。
生涯獲得賞金は75,076,518円で、東洋水産レディス北海道を優勝した2003年は賞金ランキング18位です。