1960年、神奈川県横浜市に開場したゴルフ場が横浜カントリークラブです。
広大な土地と2コース、計36ホールを所有しており、2コースは共に多くのプロトーナメントが開催されました。
2コースは共に相山武夫氏、竹村秀夫氏が設計を担当しており、東コースは後に佐藤謙太郎氏が改造を担当しています。
バックティーからの距離は、6443ヤードとさほど長くはないものの変化に富んでおり、様々なテクニックが求められるので易しくはありません。
さらにフェアウェイは終始狭く、ティーショットが落ちそうな位置からバンカーが登場するので、一打目から砂に捕まる可能性があります。
加えてグリーンの周囲にも多数のガードバンカーがあり、グリーンには傾斜が残されているのでパッティングの難度も高めです。
また、西コースはバックティーからの距離が6890ヤードと非常に長く、フェアウェイの幅も十分にあります。
全体的に真っ直ぐレイアウトされているので、ティーショットから思い切って攻めていくことが可能です。
そしてティーグラウンドやフェアウェイの近くには障害物があまり配置されていないので、飛距離に自信があるプレーヤー向きとなっています。
しかしグリーン近くで角度を変えることが多いので、各ホールの後半はプレーヤーの戦略も重要です。
グリーン近くのガードバンカーが主な障害物ですが、池も配置されており、注意する必要があります。
アプローチショットで池越えとなることはありませんが、バンカーが多いので砂に捕まって打数が嵩むことも珍しくありません。