笹戸カントリークラブは愛知県豊田市で1976年より営業を行っているゴルフ場です。
温泉地としても名高い奥矢作の近くに位置しており、名古屋市内からアクセスしやすいという利点があります。
標高380メートル付近にあり、高原コースの趣きを持っているので、夏場でも快適に回ることが可能です。
笹戸カントリークラブの18ホールは渡部新八氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6571ヤードとあまり長くはありません。
丘陵地帯に展開されていますが、高低差は最大で15メートルであり、距離感が狂うことは少なめです。
自然が多く残されており、各ホールは木々で仕切られているのでOBを記録することはあまりありません。
フェアウェイは広く設定されているものの、途中で角度を変えるドッグレッグが多く、ティーグラウンドからグリーンを確認しにくいホールもあります。
右に大きく曲がる6番ロング、15番ミドル、左に緩やかに曲がる14番ロングホールはドッグレッグを採用しており、ティーショットの打ち出し方向で困ることも珍しくありません。
バンカーの数は平均的であり、フェアウェイではあまり見られませんが、グリーン周りのガードバンカーは的確に配置されておりアプローチショットの難度は高めとなっています。
池はティーグラウンドの近くに配置されていることが多く、5番ミドル、9番ミドルは池越えスタートです。
使用するティーによっては12番ミドルホールも池越えで始まり、池に落とす可能性は高めとなっています。