1989年、静岡県富士宮市に開場したゴルフ場が小田急西富士ゴルフ倶楽部です。
富士山の近く、標高600メートル付近に位置しているので、景観面での名物は日本を代表する山である富士山となります。
ラウンドする時には富士山に向かってボールを飛ばすこともあり、ボールの飛びやすい高所であるのも相俟って爽快感を得ることが可能です。
小田急西富士ゴルフ倶楽部の18ホールは加藤俊輔氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6567ヤードと平均的な数字となっています。
丘陵地帯に展開されていますが、高低差は少なく作られており、木々が多いこともあり林間コースのような感覚で回れます。
豊富に残っている木々により各ホールは仕切られており、OBを記録することはあまりありませんが、フェアウェイはあまり広く作られていません。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグでは、せり出した木々に引っかかることもあり、プレッシャーがかかりやすくなっています。
ドッグレッグでありラフの割合が多い2番ミドル、緩やかに曲がり距離も長い12番ロングホールは難所です。
バンカーはさほど多くはなく、グリーン周り以外にはあまり配置されていないので、バンカーに打ち込んで大きくスコアを崩すことはあまりありません。
池は数が多く、フェアウェイやグリーン近くに配置されていることが多く、このコースで最も注意する必要があります。
グリーン手前に池がある6番ロング、角度が変わるポイントに池がある14番ミドルホールは打ち込む可能性が高めです。