1975年、山口県宇部市に開場したゴルフ場が常盤ロイヤルカントリークラブです。
宇部市に本社がある常盤薬品株式会社のグループ企業が所有しているゴルフ場であり、池が多く自然を活かした作りが特徴となっています。
小野湖の傍の丘に展開されており、小野湖と敷地内外に多く残されている自然な景観が名物です。
常盤ロイヤルカントリークラブの18ホールは細石憲二氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6571ヤードと平均的な数字となっています。
丘陵地帯の自然をそのまま残しているので、高低差と傾斜が共にあり、ホールの途中で角度を変えるドッグレッグも多めです。
複雑なドッグレッグが多数採用されているので、フェアウェイは常に曲がりくねっており、複数回角度が変わることも珍しくありません。
8番ミドル、9番ロング、18番ロングホールはドッグレッグを採用しており、グリーンまでに二回以上角度が変わるので難易度が高めです。
角度が変わるポイントはショートカットのチャンスでもあり、プレーヤーは果敢に攻めるか、フェアウェイをキープするか選択することとなります。
障害物は多めに配置されており、バンカーはグリーン周りだけでなく、フェアウェイの角度が変わる地点にも多くあるのが特徴です。
このコースを代表する障害物が池の存在であり、半数以上のホールで大小様々な池がプレーヤーの進行を邪魔しています。
フェアウェイを分断するように池が配置されている2番ミドルホールは特に注意が必要です。