1968年、神奈川県相模原市に開場したゴルフ場が神奈川カントリークラブです。
9ホール構成の3コースを所有しており、組み合わせは計3通りですが、どの組み合わせを選んだとしても、バックティーからの距離は6000ヤードに届きません。
東コースと南コースの組み合わせが最長で、バックティーからの距離は5711ヤードと全体的に短めな神奈川カントリークラブのコースは、竹村秀夫氏が設計を担当しています。
丘陵地帯に位置しており、元からある自然を活かして設計されているので、高低差と傾斜が色濃く残っており、全体的にテクニカルな構成です。
東コースと呼ばれている9ホールは最も長く、フェアウェイが広めに作られているものの変化に富んでいます。
途中で大きく角度が変わる3番ロング、6番ミドル、木々がティーグラウンドの前のラフに立っている2番ショートは、特に苦戦しやすいポイントです。
また、南コースと呼ばれている9ホールは、バンカーや池といった障害物が少ないので、傾斜と打ち上げ、打ち下ろしの存在にどう対処するかが鍵となっています。
そして5番ミドルホールはグリーンの手前にバンカーと池があるので、アプローチショットの難度が高めです。
西コースと呼ばれている9ホールは最も短いものの、レイアウトはオーソドックスであり、全体的に真っ直ぐ作られています。
バンカーは殆どがグリーンの周りにあり、障害物に悩まされるということはあまりありません。
3番ロングホールには、小さめですが池が配置されているので注意が必要です。