1977年、宮城県仙台市に開場したゴルフ場が泉国際ゴルフ倶楽部です。
仙台市の中心部から近く、立地条件の面で優れています。
泉ヶ岳の麓に位置しており、遠くに雄大な山々の稜線を望むことができます。
御木道正氏が18ホールの設計を担当し、バックティーからの距離は6681ヤードと平均的です。
丘陵地帯に位置していますが、高低差はほとんどなく、フラットに仕上がっているので、打ちやすいでしょう。
敷地内に木が多く残っているのも特徴で、コース内のホールは木々により完全に仕切られています。
フェアウェイはあまり広くない上に、ラフの割合も多いので、ティーショットで大きく曲がると立て直しが困難です。
ホールの途中で角度を変えるドッグレッグはあるものの、少数です。
また曲がり方が急ではないので、ボールを落とす位置に困ることはあまりありません。
ティーグラウンドからグリーンが見えない、所謂ブラインドは極力排除されており、グリーンを確認して戦略を練ることが可能です。
障害物はやや多めとなっています。
バンカーは、大きさはさほどではありませんが、数が多いので避けるのは困難でしょう。
6番、9番、15番ホールのグリーン周りはバンカーが特に多く、打数が嵩みやすいポイントとなっています。
池の数は少なめですが、面積が大きめです。
フェアウェイに沿うように池が配置されている5番、グリーン手前に池が配置されている13番、池越えスタートの17番ショートホールは難度が高いでしょう。