1999年、千葉県成田市に開場したゴルフ場が「太平洋クラブ 成田コース」で、都心から近く、アクセス性の点で優位に立っています。
南アフリカ出身でグランドスラムを達成したプロゴルファー、ゲーリー・プレーヤー氏が18ホールの設計を担当しました。
バックティーからの距離は6516ヤードとやや短めとなっています。
丘陵地帯に位置しており、高低差や傾斜が色濃く残っているコースです。
自然を最大限に活かしており、木々も多く残っています。
フェアウェイは広めですが、中心付近をキープするのは困難でしょう。
途中で大きく角度を変えるドッグレッグが多めであり、傾斜もあるので二打目以降はフェアウェイから外れやすくなっています。
クリークと呼ばれている、川が多く配置されているのも特徴です。
池よりは小さめですが、川によりグリーンが囲まれている、フェアウェイを川が横切っていることも珍しくありません。
16番ホールはグリーン周りにクリークがある難所です。
クリークだけでなく、通常の池も多めに配置されています。
5番、8番、13番、15番ホールは池越えスタートで、特に、13番ホールは左手に常に池が待ち構えているのでプレッシャーがかかりやすくなっています。
バンカーの数はそれほど多くないですが、ソッドレイヤースタイルと呼ばれている、深いバンカーは要注意です。
狭く、深いのではまってしまうと脱出が困難でしょう。
打ち込む可能性はあまりありませんが、捕まった際のリスクは高めです。