2000年、宮城県黒川郡大和町に開場したゴルフ場が杜の都ゴルフ倶楽部です。
杜の都という別名で知られている仙台市のすぐ近くにあり、景観の面でも優れています。
開場してから数年で、下部組織の試合ではありますが、プロトーナメントが開催されました。
宮澤長平氏が設計を担当、杉原輝雄プロが監修を担当しています。
丘陵地帯でありながら、木々が多く残っていた土地に作られているのが特徴です。
木々はコース完成後も豊富に残っており、各ホールを仕切る役割を果たしています。
18番ホールの距離は7007ヤードと長めであり、好スコアを叩き出したいなら飛距離は必須です。
このコースは障害物を多く配置することで難易度を高めているので、バンカーと池が多めとなっています。
バンカーは終始登場し、グリーン周りはどのホールも危険です。
またバンカーの一個一個が大きめとなっており、打ち込む危険性は高めとなっています。
特に5番、15番ホールはフェアウェイにもサイドバンカーが配置されており、難関と言えます。
池も非常に多く、およそ半数のホールで池を見られます。
8番、12番ホールは池越えスタートです。
フェアウェイ横に池があることも多く、フェアウェイをキープしている場合でも一回のミスショットで打数が膨らみかねません。
最初から名門ゴルフ場を目指して設計されたコースなので、難易度は高めです。
しかし、利用料金はそれほど高くはありません。
コストパフォーマンスの面では優れています。