福王カントリークラブは閉鎖してしまい、再開の目処は立っていない

日本のゴルフ場
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福王カントリークラブは1988年、三重県三重郡菰野町に開場し、金子安三氏設計による27ホールは多くの方に親しまれてきました。
東名阪自動車道の四日市インターチェンジ、桑名インターチェンジから近いところにあり、近畿地区、東海地区からアクセスし易いという特徴があります。
丘陵地帯に作られた27ホールのうち、南コースはフラットですが池越えに谷越えといった障害があり、テクニックが重要でした。

西コースはフラットであり、また飛ばしやすいように設計されていたので、飛ばしたい方向けのコースです。
そして東コースはドッグレッグが多く、事前に下調べをしていないとスコアアップは望めなかったでしょう。

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日本庭園を意識した景観も見所であり、また敷地内のどこからも眺めが良いと評判が良かったゴルフ場です。

そんな福王カントリークラブですが、2009年の2月に閉鎖されてしまいました。
津地方裁判所により土地明け渡しの強制執行が行われたという、異例の最後です。

裁判所による介入が起こった原因は、借地契約絡みのトラブルで敗訴してしまったからとされていますが、詳細は不明となります。

ゴルフ場が閉鎖する場合、何の告知もないことが殆どですが、この福王カントリークラブは閉鎖後も従業員が対応を続けており、再開する意志を見せていました。

しかし、現在になっても再開することはなく、かつてゴルフ場があった敷地は荒れ果ててしまっています。
再開発自体も困難なようで、跡地がどうなるかは現在に至っても不明瞭なままです。

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