飛距離ではなく、高く飛ばすことを目的に、ショートゲーム用にデザインされたウェッジの中で、グリーンからのアプローチに特化させたクラブがピッチングウエッジです。
ウェッジの代表的なものの一つでゴルフクラブのセットにもよくはいっていますし、プレーヤーがバッグに入れておくにも、外せない一本となっています。
グリーンを目の前にして10番アイアンでは飛びすぎてしまうというときは、このクラブの出番となります。
そのときには、自分の飛距離を知っておくことが大事です。
また、同じようなものに、アプローチウェッジとサンドウェッジがあります。
サンドウェッジは、バンカー脱出用と考えれば、用途が分かりやすいのですが、アプローチウェッジと比較しまうと違いが分かりにくくなります。
どちらもアプローチに使うものだからです。
簡単に言うと、ロフト角の違いでそれは分かれます。
ピッチングウエッジは普通45~47度くらいで、サンドウェッジは56度くらいですが、その中間に位置しているのがアプローチウェッジということになります。
ですからピッチングとアプローチの間には明確な飛距離の違いがあります。
もしも自分のもっている二つのクラブを比べてみて、それほど飛距離に違いがないようならば、どちらかを変えた方が良いでしょう。
またアプローチウェッジは、飛距離がないだけと考えるならば、それほどの必要性はないでしょう。
なぜならば、力加減で調整ができてしまうからです。
自分のバッグをしめる一本としては、どちらかがあれば良いということになります。