1980年、鳥取県八頭郡八頭町に開場したゴルフ場が郡家ゴルフ倶楽部です。
鳥取市の市街地や、その北に広がる日本海を一望することが可能であり、眺望が素晴らしいゴルフ場となっています。
郡家ゴルフ倶楽部の18ホールは浅川吉男氏、鈴木忠義氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6156ヤードとあまり長くはありません。
通常の18ホールを使ったプレーが楽しめるのは勿論のこと、アウトコースとインコースを単独で回ることが出来るのが大きな特徴です。
御門コースと呼ばれ、アウトコースに当たる9ホールは、乗用カートを使ったセルフプレーに対応しています。
若桜コースと呼ばれ、インコースに当たる9ホールもセルフプレー限定で営業されており、歩いて回る必要があるものの、利用料金は安めです。
このゴルフ場は山岳地帯に展開されており、高低差と傾斜が色濃く残っているのでボールを狙い通りのところに運ぶのは困難となっています。
馬の背と呼ばれる、中央が盛り上がった作りのフェアウェイもあるので、ボールが曲がりやすいのが特徴です。
更に、打ち下ろしや打ち上げの形で打つことは避けられないので、高低差にどう対処するかがスコアメイクの上で重要となっています。
特に谷越えスタートの後で左に曲がる10番ミドル、途中から大きく右に曲がる13番ロングホールは打数が嵩むことも珍しくありません。
しかし障害物はあまり配置されていないので、バンカーや池に打ち込み、スコアが大きく崩れることは少なめとなっています。