福本佳世プロは東京都江戸川区に生まれ、千葉県にある和洋女子短期大学を卒業し、千葉県を中心に活躍していた女子プロゴルファーです。
ゴルフは18歳の時に始めましたが、それまでは剣道に打ち込んでおり、剣道三段という腕前を持っています。
竹刀をゴルフクラブに持ち替えて、新しい夢を追いかけていたことになります。
福本プロは「ジャンボ尾崎」こと尾崎健夫氏を師匠と仰ぎ、ジャンボ軍団と呼ばれる研究生の一員として練習に励んでいました。
自分のことを「ジャンボ軍団のみそっかす」と称しており、個性的なジャンボ軍団の中でも紅一点の存在として有名でした。
長い下積み生活を続け、日本女子プロゴルフ協会に加入したのは1992年のことになります。
初年度から目立った活躍を見せ、メジャーツアーでの成績も徐々に上がっていきます。
1995年には年間の獲得賞金が100万円を突破します。
1997年の新キャタピラー三菱レディースでは6位タイでフィニッシュし、初めてトップ10内に入りました。
同年と翌年の東都自動車レディースプロゴルフトーナメンでもトップ10フィニッシュを達成し、1997年の獲得賞金は800万円を越えて、自身最高金額を達成しました。
2007年まではツアープロとして活動していましたが、翌年からは一線を退き、千葉県市川市にある市川サンライズゴルフセンターにて、インストラクターとして勤めています。
型にとらわれない柔軟性のあるレッスンを信条としていて、初心者でも気軽にゴルフを楽しめるよう、優しくわかりやすい指導方法が有名です。