アマチュア時代には、タイトルを総なめにした実力者でもあるグレース朴さん

プロゴルファー
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アメリカで活躍する姿が印象的なグレース朴さんは、元々は韓国のソウル市出身ですが、小学校を卒業すると同時に単身でアメリカに渡って米国籍を取得しています。
その後、アリゾナ州立大学に入学するものの、中退をして2003年には梨花女子大学校社会体育学科を卒業しています。
その間、ゴルフのジュニアタイトルを総なめにしました。

とくに、1998年に全米女子アマチュアゴルフ選手権の優勝をしており、その他にもトランス・ナショナル選手権やウェスタン女子選手権など、史上2人目ともなるアマチュア3大会制覇を果たしているのです。

また、米国アマチュア界においては、メジャー大会を全て制覇するという所謂グランドスラムを達成するといった偉業も成し遂げています。

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そして、1998年にはプロに転向しており、その数年後の2004年には、クラフト・ナビスコ選手権でメジャー大会の初制覇を成し遂げています。

しかしながら、この優勝の直前辺りから、股関節の負傷で苦しい時間を過ごすことにもなり、その後10年近く思うような試合結果を出すことができなくなってしまったのです。

しかも2009年には、股関節手術や、さらには2010年には腰の手術も行っています。
それ以降は、ツアーに参戦しても予選落ちという、今までの試合結果においては考えられないような成績不振に悩まされることになりました。

2012年になると、米ニューヨーク州ピッツフォードで行われたLPGAチャンピオンシップ2ラウンド後に引退記者会見を開いています。

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