鳥山由紀子選手は、1971年に8期生として日本女子プロゴルフ協会に入会をしてプロの道を歩むことになりました。
1948年に青森県で生まれ、青森県立大湊高等学校を卒業しました。
23歳という若さでプロデビューしたことが当時としては珍しいということもあり、大きな話題になりました。
現在はトーナメント等に出場することはなく、ティーチングプロフェッショナル資格A級を保持していることから、自らが大会へ出向くのではなく、指導という面において技術力を発揮し、多くの人にとって参考になるゴルフ指導というものを目指しています。
所属はフリーで契約している企業はありません。
主な戦歴は、1976年諏訪湖女子オープン、1975年オールスター、桜島女子オープン、1974年の松島国際女子オープン、旭国際レディスクラシックでそれぞれ優勝を収めています。
また、1976年ワールドレディスゴルフトーナメント、1975年鹿児島36女子オープン、広島女子オープンゴルフトーナメント、1974年の日本女子オープンゴルフ選手権競技、グランドモナークでそれぞれ2位または、2位タイという輝かしい成績を残しています。
デビューした1971年こそトーナメントに出場することはできませんでしたが、翌年からは実力を発揮してきており、1974年には自身最高の750万円を超える賞金を獲得しその年の獲得賞金ランキングでは3位を記録しています。
この当時に750万円という金額はとてつもない大金でもありますから、実力が素晴らしいことが良く分かるでしょう。