戦前より営業を行っている名門、那須ゴルフ倶楽部

日本のゴルフ場
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1936年、栃木県那須郡那須町に開場したゴルフ場が那須ゴルフ倶楽部です。
栃木県内にあるゴルフ場の中で最も古く、唯一戦前より営業を行っており、藤田欽哉氏と井上誠一氏が18ホールの設計を担当しました。
後に数多くのコース設計を手がけた井上誠一氏が初めて設計したコースとしても知られています。

那須岳の標高900メートル付近に位置しており、那須五峯が景観の面での見所になるでしょう。
敷地内にも自然が豊富にあり、ほぼ全てのホールが木々によって区切られています。

山岳地帯に作られていますが、アップダウンはあまりありません。
6616ヤードと、距離は平均をやや下回っています。

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那須ゴルフ倶楽部のコースの最大の特徴は、障害物の少なさです。
池は11番ホールに一箇所あり、ティーショットでの池越えの形ですが、池自体はさほど大きくありません。

そしてバンカーもかなり少なく、8番ホールで少し大きめのものがあるくらいです。
他のホールではバンカーは見られないか、あっても小さめとなります。

またフェアウェイが広めに作られており、曲がりくねったホールは少なめです。
しかし、このコースは簡単ではありません。敵は傾斜と風です。

一見傾斜などないように感じられますが、巧みに隠されているために分かりづらいだけで、傾斜は存在します。
また高所に吹く風はボールの行方に大きな影響を与え、正確に飛ばすことが難しいコースです。

障害物などなくても十分に難易度の高い18ホールとなるでしょう。
名門ゴルフ場なので、メンバーの紹介がなければ打つことは出来ません。

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