ロイヤル・ドーノックと言えばスコットランドでもセント・アンドリューズと並んで、ゴルファー憧れのゴルフコースでもあります。
北スコットランドのエジンバラの北側ド―ノック湾の海岸線にある人口がわずか千人にも満たない小さな街にあるゴルフ場で、あまりビッグトーナメントには向いてはいませんが、それでもゴルファー間においては世界でも屈指の名コースと言われています。
今ではあまりにも有名にもなってしまっていて、観光バスで巡礼ツアーのようにして訪れるゴルファーが多くなってしまいました。
コース自体は、チャンピオンシップとストラーの2つの18ホールから成っているのですが、トム・モリスとその弟子でもあるドナルド・ロスによって設計されたゴルフコースです。
とくにチャンピオンシップの方の評価が高く、数々のゴルファーから偉大なコースとの評価を受けています。
高台に立ってコースの全景を見てみると大小様々な起伏があり、言葉を失ってしまう程の見事な造形美となっています。
過去8度に渡ってメジャー大会を優勝しているトム・ワトソン氏は、「こんな素晴らしいコースを見たのは初めてである」と語っています。
他のゴルフ場に比べると、リンクス特有の木がないのと北国ならではの風が強いために、プレイ中には思わぬ突風に悩まされることが想定されます。
また14番ホールは、バンカーがないホールでもあるために油断をしていると大たたきしてしまうことにもなり、以外と難しいホールでもあります。
ゴルファーならば、聖地セント・アンドリューズと共に一生に一度は訪れてみたいゴルフ場です。