イギリス出身の女子プロゴルファーもあるローラ・デービースさんがプロへ転向したのは、1988年25歳の時にさかのぼります。
とくに男性顔負けのパワフルなショットが武器でもあり、欧州ツアーでは45勝、米国ツアでは20勝、その他にも23勝という偉大な記録を樹立している選手です。
こうした多くの世界大会において、優勝実績を持つ、まさに熟練した技術を持ち合わせたゴルファーでもあります。
実際のところ、男性顔負けどころか男子ツアーにも過去においては、参戦経験もあるといった型にはまらないような、おおらかな心を持ち合わせた方です。
そこで、ローラさんのこれまでの各国のトーナメントツアーに参戦した記録についてですが、1987年には、プレーンフィールドカントリークラブで開催された全米女子オープン・1994年と1996年には、いずれもデュポン・カントリークラブで開催されたマクドナルド全米女子プロにおいて優勝をしています。
さらに同1996年には、エドモントン・カントリークラブで開催された、カナディアン女子オープンにおいても優勝をしています。
その他日本においても、1988年にはイトーキクラシック西海国立公園オープン、1994年から1996年にかけては伊藤園レディスゴルフトーナメントにおいて、3連覇をしています。
また1999年には、TaKaRa WORLD INVITATIONALにおいて優勝をしています。
とくに、ローラさんの欧州女子ツアーで歴代最多の通算45勝をあげたという点と、米国人選手以外で初めて年間獲得賞金リストの首位に立ったという2点の業績が認められて、世界ゴルフ殿堂入りも果たしています。