すでにお亡くなりになっている方なのですが、シモーヌ・ティオン・ド・ラ・ショームさんは、フランスが誇る偉大な女子ゴルフ選手でした。
そして、シモーヌさんの活躍もさることながら、元々テニス選手でもあった旦那さんにおかれても、結婚してからワニのマークで世界的にも有名な、アパレル企業ラコステ社を創業した方でもあります。
また、娘のカトリーヌ・ラコステさんも米女子プロゴルファーとして有名な方です。
しかも、このラコステ社は、世界一流のゴルファーともスポンサー契約を結ぶなど、深い繋がりを持っています。
さてシモーヌさんは、1925年から1930年にかけてフランス国内における選手権において、6連覇という偉業を成し遂げている選手です。
まさに、フランスの女子ゴルフ界の草創期の歴史を築いてきた、偉大な人物とされています。
しかも、1927年に開催された全英女子アマチュア選手権においても、見事に優勝をしています。
また、全米女子アマチュア選手権にも、フランス人として初めて出場するという記録も樹立しており、フランスのみならず海外のトーナメント戦にも積極的に参加をして優秀な成績を残しました。
またフランスにあるシャンタコ・コースは、ゴルフのチャンピオンとして活躍したシモーヌさんと娘のキャサリンさんのホームグランドでもあります。
とくにラコステ夫妻が若かりし頃には、多くの友人や客人を招きながら、ゴルフの楽しさや優雅さを啓蒙した場所としても知られています。