宮里藍は世界に羽ばたく女子ゴルフ界のスーパーヒロイン

プロゴルファー
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2003年10月、1人の天才高校生ゴルファーが、プロへの転向を発表します。
それが宮里藍です。
史上初の女子高生プロゴルファーが誕生し、メディアはスターの登場に喝采を送りました。
同時期にデビューしていた横峯さくらとのライバル関係も話題となり、ゴルフ界に現れたニュー・ヒロインとして注目されたのです。

長く低迷していたゴルフ人気を再興させた、歴史に残る立役者と言えるでしょう。
彼女は3人兄妹の末っ子で、兄は宮里聖志と宮里優作と全員がプロゴルファーです。

宮里プロは兄を追いかける形で地元の沖縄を飛び出し、仙台にある東北高校へ進学しました。

高校2年生の時には女子プロゴルフトーナメントに参戦し、フジサンケイレディスクラシックを4位でフィニッシュするなど、プロ顔負けの実力を発揮し始めます。

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そして高校3年生の時、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメントで優勝し、プロゴルファーへの転向を発表しました。

デビュー翌年の2004年には5大会で優勝、2005年には6大会で優勝し、年間の獲得賞金額は1億円を突破し、惜しくも賞金女王の座は逃しましたが、賞金順位は2年連続2位という記録を打ちたてたのです。

2005年の日本女子オープンゴルフ選手権では公式戦初優勝を飾り、史上最年少優勝を記録しました。
この時にはツアー通算10勝目となり、20歳3カ月という年齢は史上最年少でした。

2006年からは米国ツアーをメインに参戦し、2010年には日本人初となる世界ランキング1位を経験しました。
アメリカ女子ツアーでも日本人最多の5勝をマークし、あらゆる記録を塗り替え続けています。

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