前田真希プロはかつて6度のメジャーツアーで勝利した、90年代を代表するトップ女子ゴルファーの1人です。
18歳の時からゴルファーへの道を歩み始めると、22歳になった1989年にはプロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会に入会します。
ミドルアイアンを得意クラブとしており、数々の公式戦へ参戦しますが、当初は目立った成績を残すことができませんでした。
しかし1992年のミズノオープンを6位タイにてフィニッシュすると、続く紀文レディーストーナメントでは3位に入賞し、初のシード権を手にしました。
ここから前田プロの快進撃が始まります。
翌年にはサントリーレディスオープンゴルフトーナメントで初優勝に輝くと、1994年の三菱電機レディスゴルフトーナメント、1996年にはカトキチクイーンズゴルフトーナメントと雪印レディース東海クラシック、1997年にはイエローハット東京レディースオープンゴルフと東ハトレディスゴルフトーナメントにて堂々の優勝を飾り、6大会での勝利を手にしました。
1996年にはバーディー数第1位という名誉に輝き、獲得賞金順位も8位に入るなど、前田プロにとって最高の記録を残したシーズンになりました。
2005年までは獲得賞金が数百万円を越えていましたが、徐々に成績が下降し、ツアープロからレッスンプロへと転向しました。
その後東京都渋谷区にあるホリプロ・ジー・スクエアにて、インドアゴルフスクールの講師として活動しています。