肥後かおり選手は、主な戦歴としては日本国内で通算17回も優勝しており、まさにトッププレーヤーと呼ばれるに相応しい成績を残しています。
特に2001年と1999年は3回ずつ優勝を飾るなど、誰も見た事のないほどの素晴らしい成績で、名実ともに最強の女子プロゴルファーだと言えるでしょう。
肥後かおり選手を目標にしてプロ入りしてきた若い世代も多いことから、まさに「師匠」と慕われるほどの魅力溢れた選手です。
これら以外にも2位や3位などに入る大会は多く、表彰の常連だと言われています。
1989年に59期生として日本女子プロゴルフ協会に入会し、プロになり活動することになりました。
1969年に鹿児島県で生まれ、鹿児島県立鹿児島西高等学校を卒業しています。
18歳からゴルフを始めており、20歳でプロ入りしたという驚異的なスピードでテストを合格しました。
僅か2年弱の競技人生においてプロになった人というのは限られているので、その当時はとても話題になったことでしょう。
所属はフリーで、契約している企業は、クラブがアドバイザー、ボールとウェア、シューズはナイキです。
プロ入りした1989年から賞金を獲得するようになり、翌年の1990年には200万円を超える成績を残しました。
ですが驚くべき事態はこれから続くことになり、なんと1992年からは1000万円を超えることが毎年のように発生し、2001年には自己最高の7000万円の賞金を獲得するまでに至り、生涯獲得賞金額は7億円を超えています。
5億円を超えるプレーヤーは一握りしかいないと言われている中での成績ですから、多くの人から尊敬される存在に違いありません。