寺沢範美選手は、1987年に53期生として日本女子プロゴルフ協会に入会し、プロの道を歩むことになりました。
1960年に愛知県で生まれ、名古屋商科大学を卒業しています。
17歳からゴルフをスタートさせ、27歳という年齢でプロになり、水泳をしていた体力や持続力を十分に発揮し先輩プロを脅かす存在になりました。
現在は、第一線を退き、ティーチングプロフェッショナル資格A級を保持し、レッスンを通じてゴルフの楽しさや素晴らしさを教えています。
所属は法仙坊GCで、契約しているメーカーは、ボールがブリヂストンとなっています。
主な戦歴は1991年にフジサンケイレディスクラシックで優勝、1990年に東洋水産レディス北海道で優勝を皮切りに、1990年のanクイーンズ、旭国際レディース、徳島月の宮レディスクラシックオープンで2位タイ、1993年の那須小川レディスプロゴルフトーナメントで2位タイ、1994年の紀文レディスクラシック、1995年のエス・シー・レディスプロゴルフトーナメント、1996年の三菱電機レディスゴルフトーナメントでそれぞれ2位を奪取しているなど、実力はピカイチです。
デビューした1987年から500万円を超える賞金を獲得しています。
本当に実力がなければ、デビュー当年からここまでの成績を残すことはできません。
それだけ、寺沢範美選手は他の選手を圧倒していたことになります。
自身最高は1991年の3800万円です。
このときは、当年の賞金ランキングでは7位という成績を残しています。
それからも長年にわたってトッププロとして活躍をしていきました。