19年間という長い選手生活の中で、2位が1回、3位が5回という結果を残した白戸由香選手は1993年にプロの選手として登録をして以来、年々着実に実力を培ってきた選手です。
最初に結果が出たのは、1999年9月に群馬県の麻生飯塚ゴルフ倶楽部で開催された穴吹工務店レディースカップで、2アンダーで2位に2打差をつけての堂々の優勝でした。
その後、2002年8月ヨネックスレディスゴルフトーナメント、10月の日本女子オープンゴルフ選手権で共に3位と健闘し、一流プロの仲間入りを果たしています。
2003年には優勝のチャンスが巡ってきます。4月に香川県の屋島カントリークラブで行われたカトキチクイーンズゴルフトーナメントでは、14番ホールから18番ホールまでの5ホールでホールインワン1つを含む6アンダーを記録して初日に首位に立ちました。
2日目もスコアを2つ伸ばしてトータル8アンダーで首位をキープしましたが、最終日は1つスコアを下げてしまい、藤井かすみ選手の6バーディーという追撃もあって、逆転され3位という結果でした。
この年は、5月のヴァーナルレディース、11月の伊藤園レディスゴルフトーナメントでも3位を記録しています。
2006年にも優勝を惜しくも逃しており、11月の伊藤園レディスゴルフトーナメントでは、2日目を終わって9アンダーで2位と1打差の首位だったのですが、またもや最終日にスコアを伸ばしきれず、2位だった辛炫周選手に逆転負けを喫してしまいました。
2012年を最後にツアーへは参加していません。
生涯獲得賞金は151,344,505円です。