1977年生まれ、沖縄県出身のプロゴルファーが宮里聖志選手です。
レッスンプロである宮里優氏の長男であり、弟の宮里優作選手、妹の宮里藍選手もプロゴルファーとなりました。
3歳から父によるゴルフの英才教育を受けてきましたが、高校は沖縄を離れ、大阪桐蔭高等学校に進学しています。
高校卒業後に近畿大学に進学しますが、遊び過ぎて留年してしまい、このことがきっかけとなり父の手により沖縄に連れ戻されてしまい、近畿大学を中退することとなります。
その後は沖縄で実力をつけ、1999年にプロテストに合格しました。
翌年12月のファンケル沖縄オープンでツアーデビューを果たします。
初期はレギュラーツアーとチャレンジツアーの両方に出場していましたし、2002年のミズノオープンで2位に入り実力の片鱗を見せ、この年に賞金ランキング27位を記録しました。
2003年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞、2004年のアジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメントでレギュラーツアー初優勝を果たしました。
2005年にはアジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメントでプレーオフの末破れ、惜しくも連覇を逃します。
しかしこの年には2002年と同じく賞金ランキングで27位を記録しました。
以降は成績が安定し、シード権の常連としてツアーに参戦しています。
2004年以降の優勝はありません。
優勝を狙える位置につけたことはあっても、勝ち切れないでいます。
知名度が高く、テレビのゴルフ番組に多く出演しているのも宮里聖志選手の特徴です。